映像編集
収録された映像素材を様々な放送基準に従って華やかに仕上げていく仕事です。ドラマでは演出の意図に基づき編集や尺出し、色調補正、バラエティ番組やスポーツ番組などではテロップやワイプ等の画面の加工を重ね、様々な演出を加えていきます。編集・加工によって、番組はさらに分かりやすく面白くなり、番組個々の世界観が広がっていきます。
情報工学専攻
担当業務のここが楽しい!ここが大変!
自分が作成したテロップ、自分が加工した映像が全国に流れます。多くの人の目に触れるという点で失敗してはいけないという責任感もありますが、無事に放送されると大きな達成感を感じることができます。また、遠く離れた両親や友人たちにも自分の仕事を目にしてもらえるという喜びがあります。
印象に残ったことは何ですか?
1年目の夏、初めてひとり立ちをした作業が印象に残っています。まだまだ自分の技術が足りず、緊張して失敗もしてしまいましたが、先輩方にサポートしていただきながら、なんとかやり遂げる事ができました。これが今の私の「編集オペレーターとしての原点」になっています。
職場の雰囲気は?
一言で言えば「アットホーム」な雰囲気です!先輩後輩の垣根を越えて何でも相談しやすく、先輩はどんな些細なことでも優しく教えてくれます。そして、いつも会話が絶えません。とにかく、皆仲良しな職場です!
どんな匠になりたい?
この仕事にゴールは無いと思っています。従来のやり方・セオリーにとらわれず、もっと良いやり方は無いか、もっと面白い表現は出来ないか…と考え続け、常に多くを吸収し、新しい事に挑戦し続けていきたいと思っています。
ある1日のスケジュール
9:45 勤務開始
作業開始15分ほど前には出社します。その日作業を行う編集室に入り、機材の電源を入れたり、身の周りの整理をして作業開始に備えます。
10:00 作業開始
番組スタッフが合流して作業開始。まずは当日の作業内容を確認し、映像素材やテロップ原稿などを受け取って作業を進めます。午前中は映像加工とテロップ作成を行います。
13:00 昼食休憩
作業を中断し、一旦お昼休憩です。番組スタッフがお弁当を頼んでくれるので、メニューを決めます。とてもありがたいです。
13:30 作業再開
作業を再開します。午後は、加工した映像の上に作成したテロップを入れていきます。より視聴者の印象に残るように、テロップに様々な動きを付けます。映像に合わせてテロップデザインを調整する事も多くあります。
18:30 チェック依頼
映像加工・テロップ入れが一通り終わり、ここからはディレクターにチェックをしてもらいます。「ここは もう少し工夫したい!」といった意見を出してもらい、その都度 直しながら完成へと向かっていきます。
オフの日の過ごし方
小さい頃からテレビっ子で今も変わらずテレビが大好きなので、休みの日は録画した番組を思う存分に堪能しています。