音響効果

番組制作の最終段階において、編集された映像に最適な“サウンド”(音楽や効果音)を選んだり創造、構築して音を作り出し、聴覚的な側面から番組を華やかに仕立てていく仕事です。膨大な音源データからイメージに合った音を選び出します。また、ドラマではシーンに合わせた効果音を新たに録音、収録するなどして音によって空間・感情・ストーリーを表現します。

音響効果
INTERVIEW / 音響効果歴3年
広報メディア学科卒
現在はバラエティ番組における選曲、生放送音楽番組におけるカラオケ出しを担当しています。選曲の業務では、ディレクターが考える「その番組の視聴者にどう感じて欲しいのか、どう受け取って欲しいのか」その狙いに沿って番組を音(音楽、効果音)でデザインしていきます。それ以外にもMCトークでのBGM、効果音、拍手などをリアルタイムで加え、番組を盛り上げていきます。
音響効果
作業風景

担当業務のここが楽しい!ここが大変!

音を通じて自分の考えを表現できる事です。無限の選択肢があるなかで、ぴったりとハマった音をつける事ができた時や、演出の方に「あそこの音楽良かったよ」と評価してもらえた時は、非常にやりがいを感じます。

印象に残ったことは何ですか?

入社1年目で、年に1度の大型音楽番組の生放送に携わった事です。スタッフの規模や機材の量に驚きました。準備から放送まで1週間通して一つの番組を担当できた事で、オンエア後に大変達成感がありました。

作業風景

仕事をする上で、大切にしていることは?

常に番組全体を意識しながら、業務を行う事です。選曲においては、どの場面でも自分の考えを持って音楽や効果音を選び、生放送においては気を抜かず、正確に次の流れを把握しながら業務に当たります。

どんな匠になりたい?

1人でも多くの方から必要とされ、それぞれから確かな信頼を得ることです。仕事の一つ一つを丁寧に行い、将来的には指名で仕事を頂けるようになりたいです。

作業風景

ある1日のスケジュール

勤務開始〜素材チェック

12:00 勤務開始〜素材チェック

アーティストサイドから届くカラオケデータや、当日の生放送に必要な音源を整理・準備します。前日までにある程度完成させますが、最終確認を兼ねて当日にもチェックします。

機材スタンバイ

13:00 機材スタンバイ

オンエアスタジオに行き、その日使用する機材をセッティングします。先ほどチェックしたデータと合わせて、音声の方と音源に問題がないかを確認します。

リハーサル

15:00 リハーサル

昼食休憩を挟み、当日出演予定のアーティストの方と共にリハーサル開始。カラオケスタートのタイミングなどを確認し、本番通りに執り行います。

オンエア

21:00 オンエア

いよいよ本番です。アーティストのカラオケ、BGM、効果音、拍手などを出していきます。生放送ならではの緊張感が漂う中、一つずつ確認を行いながら慎重にオペレートします。

撤収〜退社

22:00 撤収〜退社

無事に生放送が終了。機材を撤収して退社になります。一週間で一番気が抜ける瞬間です。


オフの日の過ごし方

オフの日の過ごし方

現在はオンラインですが、友人と集まってボードゲームをする事が多いです。

就活生へのメッセージ

WELCOME!

アウトプットが上手な方と一緒にお仕事ができたらと思います。意見や悩み事などもそうですが、疑問を持った際にそれを積極的に共有してくれる事で、円滑なコミュニケーションが行え、私自身も今まで学んできた事の再確認ができて有難いです。

就活生へのメッセージ

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