回線
中継現場とスタジオ・サブ(副調整室)を放送用の回線でつなぐ作業がメインの仕事です。TBS放送センター周辺のお天気中継からオリンピックのような大規模イベントまで、中継と名の付くものは全て回線センターを経由しています。中継回線は地上アンテナ・衛星・携帯電話・ネット等を利用していますが、どの回線を使用しても安定した品質で放送ができるように陰で支えています。
生産システム工学専攻
担当業務のここが楽しい!ここが大変!
大変だった事:休日や早朝でスタッフが少ない中で事件事故等が発生し、多くの現場と回線を繋いだ事です。いつも以上に迅速な対応が求められ、緊張しました。やりがい:自分が繋いだ中継回線が放送されている時です。求めている人達へ情報を届けていると肌で感じる事が出来るのは、魅力のひとつです。
印象に残ったことは何ですか?
普段は回線センター内でのオペレーション業務が多いのですが、回線設備の保守のため出張する事もあります。その中でも、船で移動し、アンテナ設備がある基地局で保守作業した事が印象に残っています。
職場の雰囲気は?
ひとつのミスで放送事故につながってしまう作業が多いため、「何度も確認」する事や「情報共有」を怠らないようにしています。他の人にも自分が何をするのか、しているのかを解ってもらうため、機器操作や電話応対する際は、大事な事は「大きな声」で話すように意識しています。
どんな匠になりたい?
その場の状況を即座に把握し、広い視野を持ち、最善の行動をとれる人になりたいです。
ある1日のスケジュール
10:00 勤務開始、朝の引き継ぎ
毎日3回、その日の中継予定や番組予定など、全体で引き継ぎを行います。その後、お昼のニュースの中継準備に備えます。
12:00 昼休憩
お昼のニュースが終わると一段落するので、昼休憩に入ります。放送センター内の食堂や外のお店で食べたりと、日によって様々です。
13:00 昼の引き継ぎ、中継予定の確認
午後から出社する方もいるため、再度全体で引き継ぎを行います。中継の予定などを確認し、本番に備えます。
16:00 夕方のニュースの中継準備
現場から連絡が入り、ニュース用に中継回線を繋ぎます。通信状況や映像・音声を確認、監視し、オンエアを迎えます。無事に中継が終了すると、ホッとします。
18:00 勤務終了
夜から勤務を担当する方へ引き継ぎを行い、勤務終了です。お疲れ様でした!
オフの日の過ごし方
温泉が好きなので、時間を気にせず温泉でゆっくりと疲れを癒しています。また、友人と予定が合う時は、一緒にご飯を食べに行ったりもしています。